産経市民の社会福祉賞

過去の受賞者リスト

個人受賞者のお名前、年齢や業績紹介欄の年数などは、すべて受賞式の実施された時期のものです。

表彰年 府県都市名 受賞者氏名·団体名 業績
第15回
平成元年

大阪府

寝屋川市民
  たすけあいの会
(代表=森川 加代)

 昭和52年いらい、分散していた地域のボランティア・グループを統合して、幅広い活動を展開。老人、障害者などへのきめ細かい在宅サービスや交流会活動など乏しい財政の中から先駆的、開発的な事業活動を行っている。

第15回
平成元年

大阪市

里親活動
樋口 英三・シズ子夫妻

 昭和47年4月に里親登録、のべ9人の子供を養育してきた。とくに心身発達不良から歩行困難な子供や盗癖、火遊びなど問題のある子供を積極的に受け入れて立派に家庭復帰させた。家庭復帰の見通しのない2人の子供とは養子縁組している。

第15回
平成元年

兵庫県

身体障害者支援
山根 巳代治さん

 広島で被爆、さらに建築現場での転落事故により両足の機能を失った。しかし、能面作りに打ち込んで自立。この活動を通して高校生の指導や同好会活動を行い、被爆体験からの戦争の悲惨さを説いてきた。また、身体障害者の自立更生にも活躍している。

第15回
平成元年

兵庫県

障害者支援
氷上郡連合婦人会
(会長=横谷 温子)

 昭和21年に結成、福祉梅林や手すき紙事業に取り組み、収穫したウメの加工を障害者と共に行って機能訓練や自立に役立てた。1円募金を呼びかけて作業所の建設や通所バスの購入を支援した。また、牛乳パックをすき直し、知的障害の人とともにハガキ、色紙などを製作、売上金は施設慰問に役立てている。

第15回
平成元年

神戸市

児童福祉活動
神社 照夫さん(57)

 子供会の育成と活性化に打ち込み、地域を越えた交流活動を行って、子供活動を活発化した。また、独り暮らしの老人や身体障害者、生活困窮者へ細心の気配りを行い地域福祉の推進に活躍している。

第15回
平成元年

京都府

朗読ボランティア
 こすもすの会
(代表=小村 晴江)

 昭和53年10月に結成。目の不自由な人や寝たきり老人のために、市の広報や亀岡市民新聞、民話などローカル色豊かな朗読テープを作成。亀岡市杜協を通じて貸出し、楽しく内容豊富な声の情報を提供している。作成したテープは、2,000本を超えた。亀岡駅を起点とした声の地図づくりにも取り組んでいる。

第15回
平成元年

京都市

高齢者支援
杉本 敏子さん(69)

 昭和49年3月から老人福祉員として、地域のお年寄りの話し相手、相談相手として活躍。困難なケースに対しては、関係機関と連絡調整、けんめいに問題解決に当たるなど、熱心な活動に対する信頼は厚い。

第15回
平成元年

滋賀県

障害者へのピアカウンセラー活動
溝上 典生さん(68)

 身体障害のハンディを負いながら書道技能を生かして、各種福祉団体の行事に参加。看板、証書などを書くボランティア活動のほか、ピアカウンセラーとして障害者の相談にも乗っている。各種書道展に出展して好成績を残し、障害のある人たちの励ましとなっている。

第15回
平成元年

奈良県

視角障害者支援
グループ「テープ天理」
(代表=田中 久恵)

 50年3月にテープ天理の第1号を発行。いらい天理市の広報や雑誌、新聞、料理、音楽、ルポなど多彩な内容をテープに吹き込み、視覚障害者40人に送り続けている。また、視覚障害者の家庭を訪間、力づけたり、視覚障害者のバスツアーのガイド役を引き受けるなど多彩な活動を行っている。

第14回
昭和63年

和歌山

竜門地区ボランティア
ともしび会
(代表=志麻 喜代子)

 昭和48年に乳幼児福祉協議会として発足、54年から現在の名称に。乳幼児の健康管理をはじめ養護施設丹生学園を定期的に訪問。子供たちと交流し、ひなまつりやクリスマスなど学園行事にも参加している。

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