産経市民の社会福祉賞

過去の受賞者リスト

個人受賞者のお名前、年齢や業績紹介欄の年数などは、すべて受賞式の実施された時期のものです。

表彰年 府県都市名 受賞者氏名·団体名 業績
第14回
昭和63年

大阪府

里親として40人を養育
大黒 幸一さん(64)

 戦後の混乱期に戦災孤児を引き取って養育したのをきっかけに孤児の支援を続けている。昭和42年に泉ケ丘学院の理事就任後は、施設出身のこどもたち40人を次々に自宅に引き取って養育。自分が経営する菓子、果物店の店員として採用した。うち7人は結婚し、幸せな家庭生活を築いている。

第14回
昭和63年

大阪府

施設児童に奨学金
財団法人晧養社
(代表=中納 久昭)

 昭和21年、財団法人として設立。昭和34年ごろから学校へ備品の寄付をはじめた。昭和45年からは、大阪府社協を通じて養護、母子寮、障害者施設などの児童へ高校奨学金を支給。また、民間施設職員の資格取得のための奨学金を支給した。支給奨学金は、昭和62年までに5,461人に1億2091万円にのぼる。

第14回
昭和63年

大阪市

施設ボランティア
 グループ「火曜会」
(代表=藤井 美喜子)

 大阪市立弘済院特別養護老人ホームと付属病院で、入所老人の衣類の補修、オムツづくりや入浴の介助、衛生材料づくり、老人のツメ切り、話相手となるなど活発な活動をしている。昭和62年だけでも、活動回数は199回、のべ2,125時間にものぼりる。

第14回
昭和63年

兵庫

西宮中央公民館
  点訳グループ
(代表=村上 忠良)

 昭和42年に結成。市政二ュ一スの点訳、点訳ボランティアを養成する講習会の開催、盲学生のための教材の点訳奉仕などを実施。また兵庫県点字図書館や盲人施設などに計714冊の点字図書を寄贈したほか、全国病院理学療法協会にも、研究資料などの点訳サービスを続けている。

第14回
昭和63年

滋賀

いかだグループ
(代表=徳永 イト)

 八日市婦人会の奉仕部として誕生、45年に「いかだグループ」に名称を変更。知的障害者施設「止揚学園」や「あゆみ作業所」を訪問、草取りや力一テンの取り付け、衣類の補修のほかフキン、のれんなどの製作の手伝いから、チャリティーバザーやもちつきなどの奉仕活動を行っている。

第14回
昭和63年

滋賀

日本電気硝子
 労働組合大津支部
(代表=井上 勝成)

 昭和46年11月の同労組文化祭で「一麦寮」の陶芸作品を紹介、バザーの売上金を寄付したのをきっかけに、「一麦寮」の運動会や歳末に組合員が、いろんな品物を持参して訪問。もちつき大会や昼食会、ソフトボール大会などを開いて交流活動を続けている。

第14回
昭和63年

奈良

斑鳩町さざんかの会
(代表= 山崎 芳恵)

 県社協のボランティア研修会受購者で結成。町内の老人に給食のボランティア活動を実施。このほか法隆寺駅前の清掃奉仕、特別養護老人ホーム「三室園」でのボランティア活動、療育活動、バザーなど多彩な活動を続けている。

第14回
昭和63年

兵庫

明石市貴崎校区
 婦人会
(代表=谷本 房子)

 昭和41年に結成。これまで22年間、会員たちは毎月1回交代で近くの明石乳児院を訪問し、寝具やマクラカバーの洗濯のほか、おしめづくりなどの奉仕を続けている。

第14回
昭和63年

京都府

岩滝手話サークル
(代表=堀口 卓也)

 昭和52年秋、手話教室の参加者を中心に加悦町の手話サークルを結成、さらに岩滝手話サークルヘと発展した。与謝郡聴言センターの設置運動に協力したほか、未就学ろうあ者の施設入所の促進、手話通訳活動の展開、手話教室の開催、ろうあ者に対する手話や書き言葉の学習活動など活発に行っている。

第14回
昭和63年

京都府

聖ヨゼフ整肢園
 ボランティア
(代表=岡本 田鶴子)

 昭和40年に肢体不自由児施設「聖ヨゼフ整肢園」でボランティア活動をはじめ、昭和47年隣接地に重症心身障害児施設「麦の穂学園」が設立されると、ここにも運動の輸を広げ、120人の会員が月曜~土曜に毎日交代で両施設を訪問、衣類の洗濯やつくろい、整理、食事の介助、図書の整理などに汗を流している。

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