産経市民の社会福祉賞

過去の受賞者リスト

個人受賞者のお名前、年齢や業績紹介欄の年数などは、すべて受賞式の実施された時期のものです。

表彰年 府県都市名 受賞者氏名·団体名 業績
第16回
平成2年

兵庫

里親
広岡 正人さん(69)

 実子3人の養育を終えた昭和47年9月、里親として登録。5人のこどもたちを次々に引き取って養育。また、里親制度促進のため推進員として新規里親の開拓に当たったり、養育技術の指導をするなど兵庫県里親連合会会長として会の発展に努めている。

第16回
平成2年

兵庫

入浴福祉サービス
  ひまわり
(代表=前田 澄代)

 昭和55年から入浴の困難な篠山町内の寝たきり老人と重度障害者13人を対象に週1~2回出動、1日に3~4人の入浴介助を行っている。お風呂に入れなかったお年寄りや重度障害者から、大いに感謝されている。

第16回
平成2年

京都府

保育所に金魚を寄贈
吉澤 久夫さん(62)

 昭和41年、長男が保育所に入所したのをきっかけに加茂町の全保育所に金魚のプレゼントをはじめた。毎年6月に約5千匹の金魚を町内6ケ所の保育所を訪問。いまでは「金魚のおっちゃん」と親しまれ、こどもたちに、夢と生き物をかわいがる心を育んだ。

第16回
平成2年

滋賀

大津市精神薄弱
 勤労青少年サークル
「うみの子」
(代表=合田 裕美子)

 昭和44年、「あすなろクラブ」として活動を開始。障害児の学校卒業後の生活を地域社会に根ざしたものにしようと支援。毎月例会を開いて障害児との話し合いやグーム大会、ハイキング、キャンプなどで、交流の輸を広げている。

第16回
平成2年

奈良

交通遺児の支援
中水 四郎さん(80)

 昭和48年1月、長女の交通事故死をきっかけに、奈良県の交通災害遺族会結成に奔走、代表世話人となって活動をはじめた。手書きの機関紙を発行したり、交通遺児の交流会、慰霊法要、キャンプ、クリスマスの集い、勉強会などを催して、くじけそうになる遺族を励まし、福祉の向上に献身している。

第16回
平成2年

和歌山

高齢者にマッサージ
宮原 俊恵さん(58)

 昭和56年から、目の不自由な体をおして、老人ホーム「紀伊松風苑」を毎月1回訪問、お年寄りにマッサージの無料奉仕活動を行ってきた。多いときには20人以上にマッサージをするときもあり、「おかげで寝たきりにならずにすんだ」というお年寄りも多い。

第16回
平成2年

大阪市

施設出身者の雇用
高垣 健三さん(57)

 昭和36年に中華料理店を開店いらい、母子家庭の児童を雇用、さらに児童福祉施設出身の児童を積極的に雇い入れ、調理技術や生活の指導を行って8人を独立させた。また転職希望の児童にも保証人となって応援、児童福祉推進に力を注いだ。

第16回
平成2年

神戸

ボランティアグループ
  「たんぽぽ」
(代表=片岡 直樹)

 昭和51年5月、神戸市社協のボランティア講座終了者でグループを結成。知的障害者施設「さわらび学園」を毎月第3日曜日に訪問して激励。学園の海水浴、運動会など各種行事にも積極的に参加している。訪問の前には、例会を開いて準備活動を行い、子供たちの能力をいかに伸ばすかを話し合っている。

第16回
平成2年

京都市

要約筆記グループ
  「 かたつむり」
(代表=岩見 節子)

 昭和55年にサークルを結成。中途失聴者、難聴者のため、会議や講演会などでOHPを使って話の要約をスクリーンに写し出したり、ノートに書いて見せたりするボランティア活動を続けてきた。交流会や通院などにも同行し、難聴者のための「耳代わり」として、なくてはならない存在になっている。

第15回
平成元年

大阪府

高齢者支援
上野 幾子さん(76)

 昭和32年から民生委員として活動。シルバーアドバイザーとして独り暮らしの老人のためのネットワークづくりに尽くした。とくに54年からは老人食を研究、岸部第1公民館を拠点に独居老人のための給食サービスを行っているほか、老人の話し相手やレクなどで親睦をはかり、地域福祉の推進者として活躍している。

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