産経市民の社会福祉賞

過去の受賞者リスト

個人受賞者のお名前、年齢や業績紹介欄の年数などは、すべて受賞式の実施された時期のものです。

表彰年 府県都市名 受賞者氏名·団体名 業績
第17回
平成3年

大阪市

久の会
(代表=石田 美智子)

 昭和47年8月、大阪ボランティア協会のボランティア講習会の受講者で結成。毎週1回、大阪市特別事業の精神薄弱児母子通所訓練事業のベビーシッターとして参加、午前と午後の各1時間、2グループに分かれて、子供たちの世話をしてきた。この活動の結果、母子通所訓練に参加する児童、母親が増えた。

第17回
平成3年

兵庫

松尾 誠さん(44)

 障害児施設の指導員として勤務しているときから障害者の働く場所を模索。昭和45年、農業の適地をみつけて施設職員を退職してシャクナゲ農場を開設し、障害児7人とともに養鶏に取り組んでいる。労働するだけでなく、楽しみながら自主性や協調性が身につくように指導している。

第17回
平成3年

兵庫

楽団あぶあぶあ
(代表=東野 洋子)

 神戸市垂水区の障害者クリスマスで電子オルガンの演奏を聞いたことがきっかけで、昭和57年3月、障害者たちで構成された楽団を結成。毎年1回、定期演奏会やチャリティコンサートなどを開いて障害者や一般の人に障害者の可能性をアピール。音楽ボランティアの先駆者として活躍している。

第17回
平成3年

神戸

琵琶町奉仕員グループ
(代表=馬戸 清子)

 昭和53年3月から独り暮らし老人の安否を確認する訪問活動を行ってきた。さらに56年4月から病弱なお年寄りに給食サービスを実施。この事業を拡大して現在では毎月第2木曜日に110食、第4木曜日は40食を宅配するなど、ふれあい友愛訪問活動を展開している

第17回
平成3年

京都府

視覚障害者グループ
  鈴の音会
(代表=畑中 つね子)

 昭和41年4月、久美浜町の点字講習会に参加した人たちが集まって活動を開始。57年1月に「鈴の音会」としてスタート、介補部、朗読部、点字部、生活指導部の4部に分かれて視覚障害者の付き添い、朗読、点訳、代筆、代読、旅行の企画、点字講習会、手芸、料理教室など幅広い活動を繰り広げている。

第17回
平成3年

滋賀

山口 竹雄さん(68)

 昭和50年ごろから、経営する菓子箱製造業「山口一心堂」で障害者を採用し、現在では従業員14人のうち4人の障害者を雇用している。家庭的な雰囲気のなかで、障害者の能力にあった仕事を見つけ、さらに作業場や機械を障害者のために工夫、作業能力の向上を目指している。また、養護学校生の実習も引受け、障害者の能力拡大に努めている。

第17回
平成3年

滋賀

川合 末次郎さん(61)

 昭和53年から、経営する自動車部品の加工・組立事業所「川合製作所」に障害者の採用をはじめ、現在は同杜の従業員の半数(9人)にのぼる。正式雇用するまでの職業訓練場として敷地内に「いしべ作業所」を開設したほか生活ホーム「あいふる荘」を建設し、障害者の共同生活の場を提供している。

第17回
平成3年

奈良

奈良磁場の会
(代表=藤原 啓子)

 昭和59年ごろ、奈良養護学校の新任教諭たちが、在宅の障害児と母親のための家庭療育教室を開いたのがきっかけ。障害児施設の職員なども加わって、障害児や老人施設、病院を訪問。音楽療法による療育訓練が成果をあげたので、毎年1~2回「磁場の会1日学校」を開催している。ボランティアや指導員の養成、障害児と母親、ボランティアとの懇談・相談も。

第17回
平成3年

和歌山

石田 宗男さん(58)

 身体障害者の残存機能を維持、発達させるためには水泳が最も適したスポーツという考えで、昭和55年から県の身障福祉センタープールに水泳指導に訪れ、多数の選手を養成、全国大会に出場、入賞させた。身体障害者のスポーツの普及やボランティアの育成に努めている。

第16回
平成2年

大阪府

高齢者にアート指導
西田 まさゑさん(79)

 昭和25年から茶道、華道、押し絵、和紙工芸、アートフラワーなどの技術を自ら修得。その技術を老人ホームの高齢者や障害者にボランティアとして技術指導を行い、物を創る喜び、集うことの楽しさを体験してもらっている。

ページトップにもどる