産経市民の社会福祉賞

過去の受賞者リスト

個人受賞者のお名前、年齢や業績紹介欄の年数などは、すべて受賞式の実施された時期のものです。

表彰年 府県都市名 受賞者氏名·団体名 業績
第20回
平成6年

神戸

神戸いのちの電話
(代表=今井 鎮雄)

 昭和56年6月、2台の電話を使い1日6時間、相談員80人で自殺への衝動に駆られるなど精神的な危機に直面しているひとの相談に応じてきた。その後、養成講座を開くなど態勢を充実させ、現在は電話4台を使い、認定を受けたボランティアが交代で、毎月1000件以上の相談に応じている。

第20回
平成6年

京都府

ほのぼの会
(代表=長嶋 潔)

 昭和56年1月、山城町社協の「1人暮らしの老人の食事サービスボランティア募集」をきっかけに4人で週1回の配食サービスを始めた。「元気なうちにボランティア活動を」と呼びかけて登録者を増やし、今は83人の会員で実施。安否確認、相談相手をつとめるなど在宅サービスの担い手として活躍している。

第20回
平成6年

京都市

南さつき会
(代表=杉浦 政夫)

 平成元年5月、南区社協の福祉推進委員として活動していたメンバーが老人入浴サービス事業を実施。40人が月4回でスタートしたが、利用者や家族の「もっと利用できたら」の声に応じ、現在は月12回以上行っている。

第20回
平成6年

滋賀

井上 紀代子さん

 理髪店を一家で自営。昭和52年9月から月1回、家族をあげて特別養護老人ホーム「清風荘」で、理髪ボランティアとして活動。それまでは、施設の職員が行っていたが、井上さんの来訪によって利用者の満足度が大幅に向上した。

第20回
平成6年

奈良

要約筆記サークル
 「OHP」わかくさ
(代表=吉野 歌子)

 昭和59年9月、県が開催した要約筆記養成講座の修了者10人が集まり結成。定期的に開いて技術向上に努め、福祉大会、障害者の社会見学、各種行事への参加などの際に、要約筆記でコミュニケーション支援を行ってきた。

第20回
平成6年

和歌山

柿の芽会
(代表=野村 日出子)

 昭和57年4月、野上町婦人団体連絡協議会の会員有志が集まって結成。身体障害者授産施設「ひかり作業所」や特別養護老人ホーム「やすらぎ園」で月1回、施設の清掃、排泄処理のたの古布の裁断、介助などの活動を実施。遠足、敬老回など各種行事への付き添いなども行い、利用者に感謝されている。

第19回
平成5年

大阪府

米澤 修さん(62)

昭和59年7月いらい、車いすテニスの競技場として所有のテニスコートを障害者のために無償で開放。さらにレッスンを行うとともに、プレーヤーの組織化を支援して「大阪車いすテニスクラブ」を設立した。このほか一般の人とのペアグームを開催して地域の障害者と一般競技者との交流をはかっている。

第19回
平成5年

大阪府

財団法人阪喉会
(代表=楠 清曠)

昭和24年5月、日本で最初の喉頭摘出者の会として「阪喉会」を設立。阪大病院や住之江会館、府立成人病センターなどで発声訓練講座を開くほか、指導員の養成に努めている。発声訓練の受講者は、のべ7,600人にのぼる。このほかパイプ式人工喉頭を製作したのをはじめ禁煙キャンペーン運動を展開している。

第19回
平成5年

大阪市

八木 恵子さん(65)

 昭和45年4月、ボランティアグループ「ききょう」の世話人として養護施設「聖家族の家」を慰問。児童の衣服のつくろいなどをしていたが、家庭に外泊できないこどもたち見て、昭和47年8月から「週末里親」としての活動を始めた。この運動が反響を呼び、多くの養護施設で、「週末里親」制度が普及していった。

第19回
平成5年

神戸

神戸常盤短期大学
 ボランティア部
 「ポコ ア ポコ」
(部長=池川 佳奈)

 童話を題材に、自分たちで台本や人形を作り養護施設や児童館、子供会、保育所などで人形劇を上演。子供たちと交流を楽しみながらボランティア活動を繰り広げている。このほか福祉施設で介助や行事の手伝い、在宅の障害児との交流、交通遺児のための募金活動など児童福祉向上のための活動を続けている。

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