産経市民の社会福祉賞

過去の受賞者リスト

個人受賞者のお名前、年齢や業績紹介欄の年数などは、すべて受賞式の実施された時期のものです。

表彰年 府県都市名 受賞者氏名·団体名 業績
第23回
平成9年

奈良

奈良ハンディスイミング
ボランティア協会
(代表=近藤 修)

 心身障害者が無理なく自由に手足を動かせる水泳治療法に着目した高等養護学校の教師らが平成元年に設立。月2回の「親と子の水泳教室」、県身障者スポーツ大会後に「もうひとつの水泳大会」を開催。ハンディスイミングの普及を目的にポランティアの養成を行っている。

第23回
平成9年

兵庫

やまつつじグループ
(代表=五百井 嬉美代)

 昭和54年、町内の一人暮らしのお年寄りを対象に、「ひとり暮らし老人のづどい」を年4回開き、四季折々の手作り料理とアトラクションでもてなした。その後、集いに参加できない人のために給食サービスを実施。平成7年からは、タ食の配食も始める。現在は、毎水曜に昼食、第1金曜にタ食を配食し、対象を老人夫婦、寝たきり老人に拡大。地域福祉の向上に貢献している。

第22回
平成8年

大阪府

マイウェイ福祉の会
(代表=原田 邦夫)

 昭和60年4月、2人の知的障害者が働くカレーショップ「マイウェイ」がオープンしたのにあわせて結成。幅広く市民に呼びかけて経営をバックアップしてきた。このほか、コンサートや研修会の開催など幅広い活動は、障害者理解を育む存在として注目されている。

第22回
平成8年

大阪市

施設でボランティア
仁井 淑子さん

 昭和51年から児童養護施設「聖家族の家」でボランティア活動を始めた。日曜日を除く毎日午前9時から正午まで衣類の繕いや洗濯物の整理を行ってきた。また、施設の近くに住んでいることから地域の人たちと施設のパイプ役にもなっている。

第22回
平成8年

大阪市

安池重敬・富佐子夫妻

 昭和60年4月に里親登録。幼児から思春期の中・高生まで、長中期を含めて13人を養育してきた。委託解除後も心配りを行い、2人が自立した生活を送っている。現在も5歳の男子と小学6年生の女子の2人を養育している。平成3年から大阪市里親会の理事。

第22回
平成8年

兵庫

春日町ボランティア
 連絡協議会
「根っ子の会」
(代表=小橋 隆明)

 平成2年3月、精神障害者の生活訓練や作業指導を行う「木の根会作業所」の送迎ボランティアグループとして結成。月のうち20~23日、利用者の自宅と約20キロ離れた作業所の間を朝夕送迎している。作業所の行事にも積極的に参加して交流を深めるなど、障害者の精神的支えとなっている。

第22回
平成8年

兵庫

夢前町在宅介護
 専門グループ
(代表=小林 アサエ)

 平成2年4月、看護師、薬剤師ら専門的資格を持つ人たちが集まって結成。月1回の研修会を行い、平成4年から在宅老人介護者の集いに参加し、介護者との交流やリハビリ教室の手伝い、介護電話相談など様々な活動に取り組んでいる。

第22回
平成8年

神戸

点灯虫グループ
(代表=吉安 黎子)

 昭和35年、神戸市点字図書館点訳ボランティア「ともしびグループ」を結成、49年に現在の名前に改称。平成8年3月末現在で蔵書用点字図書の作成は1,119タイトル5,886冊にのぼる。中途失明者のための点字指導、未就学者に対する学習指導、点字図書館利用促進のための点字カレンダーの作成など視覚障害者の社会参加に貢献している。

第22回
平成8年

京都府

宇治市一人暮らし
 老人の会 
(代表=辻村 龍蔵)

 昭和52年3月、「一人暮らしの老人が横のつながりを求めている。なんとかしたい」という一言で、一人暮らしの老人の当事者組織が結成された。お互いに訪問しあったり、研修会を開催するなど助け合い、励ましあって自分たちの問題を自分たちで解決することを目指している。

第22回
平成8年

京都府

乙訓手話サークル
  でんでん虫
(代表=桜田 吉昭)

 昭和51年3月に、手話教室に参加した有志で結成。①ろうあ者との交流②諸問題の理解③地域に連帯の輪を広げる―を目的に毎週1回例会を開き手話学習やろうあ者との交流に努めてきた。京都府の手話奉仕員養成のための手話教室の委託運営、聴覚障害者総合福祉施設の建設に協力するなど、市民の障害者理解の促進に貢献している

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