産経市民の社会福祉賞

過去の受賞者リスト

個人受賞者のお名前、年齢や業績紹介欄の年数などは、すべて受賞式の実施された時期のものです。

表彰年 府県都市名 受賞者氏名·団体名 業績
第24回
平成10年

奈良

若葉会
(代表=西川 優子)

 昭和53年、5人が視力障害者や身体障害者、高齢者を対象に、三宅町広報紙などの朗読や音楽を編集したテーブを作成して配布を始めた。その後、テープ利用者等を対象にした交流会や文化展の案内カイド、住民の誰もが参如できる「ふれあいの集い」の開催、「わたぼうしコンサート」の支援などに取り組んできた。障害者の自立支援のみならず地域住民のボライティア意識の醸成などにも実績を上げている。

第24回
平成10年

和歌山

手話通訳24年
松岡 敬周さん

 昭和49年、手話サークル「伊都てのひら」に入会。聴覚障害者との交流や手話の普及、権利擁護などに努めてきた。昭和52年から56年まで同会の会長、平成2年から全国手話通訳問題研究会和歌山県支部長。手話指導や手話にかかわる人達の組織化を図る一方、各種の行事、講演会、成人式等で手話通訳を活発に行うなど、障害者福祉の向上に多大な貢献をしている。

第23回
平成9年

大阪府

大阪府筆記通訳
 グループ
(代表=南浦 実永子)

 昭和57年11月、大阪聴力障害者協会主催の「要約筆記奉仕員養成講座」で技術講習を担当した講師と同講座修了生が中心になって結成。大阪府が行う養成講座の運営や府難聴者協会が行う事業への協力、個人通訳の派遣などを通して筆記通訳ボランティアの普及と啓発に努めている。

第23回
平成9年

大阪府

大阪府肢体不自由者協会ボランティアグループ
(代表=口村 敦子)

 昭和59年2月に自助具の製作に関心をもつ人たちが集まって結成し、社会福祉法人「大阪府肢体不自由者協会」が開設した自助具製作室を支援。例会の開催や学会出席などを通して品質の向上に努めてきた。平成8年度の製作点数は42品種225点に上る。自助具についての理解、普及を図るため展示会・講習会を各地で開催するなど先進的、開拓的な活動に取り組んでいる。

第23回
平成9年

大阪市

里親12年、59人を養育
吉田 勉・カヨ夫妻

 昭和60年6月、大阪市里親(養育)として登録。短期、長期を問わず児童相談所が必要と認めて紹介した59人の子どもを受託。緊急を要する依頼にも快く応じ、多いときには同時に5人の児童を引き受けることも。受託した子どもの保護者からの信頼も厚く、委託解除後の相談にも親身に乗っている。昭和62年5月から大阪市里親会理事として里親制度の普及、発展に貢献。

第23回
平成9年

堺市

津田 恵瑠子さん

 昭和43年、和泉乳児院の行事支援を契機にボランティア活動に入る。使用済み切手の収集、病院での入院患者の案内と介助、視覚障害者のための「さわる絵本」作り、老人デイケアのクラブ活動援助、おもちゃ図書館での手作りおもちゃ作り、地域の独居、虚弱老人対象の配食活動など29年間にわたり多彩な社会活動を行ってきた。

第23回
平成9年

兵庫

三輪 彩子さん

 昭和52年、兵庫県点字図書館で朗読奉仕のボランティアを始める。20年間にわたり、随筆や小説、哲学書、経営書、趣味、実務書、専門書、紀行文、旅行記などあらゆるジャンルの朗読テープを製作。また、朗読ボランティアが敬遠しがちなテープ校正にも積極的に取り組み、これまで手がけたテープは製作、校正併せて95タイトル、616巻に上る。

第23回
平成9年

兵庫

給食福祉サービス
 「水曜会」
(代表=山鳥 達子)

 「好きな料理作りで人の役に立ちたい」と昭和56年、6人のグループを結或。町内の一人暮らしの高齢者に友愛訪問を兼ねて昼食弁当の宅配を始めた。当初は隔週水曜日の実施だったが、平成2年からは毎週に。昨年度は90人の利用者に年問約2500食を提供。「季節・郷土・手料理」をテーマに素材にこだわるなど、高齢化の進む地域で、なくてぱならない存在となっている。

第23回
平成9年

神戸

くすのきグループ
(代表=薩川 紀子)

 昭和45年、点字図書館主催の音訳講習会修了者で結成。これまでに点字図書館蔵書用に録音図書1548タイトル、8974巻を製作した。また、「広報こうべ」「議会だより」や自主製作テープ「くすのき」などを定期的に発行。点字図書館や兵庫県立盲学校等での対面朗読サービスや個人的に依頼されたテープ製作など、幅広い音訳活動で視覚障害者の社会参加と福祉向上に貢献。

第23回
平成9年

京都市

呆け老人をかかえる
  家族の会
(代表=高見 国生)

 昭和55年、痴呆症の老人と介護家族の当事者組織を結成。家族の交流会や勉強会、電話相談、会報づくりなど様々な形で介護家族を支援する一方、痴呆老人と介護家族に対する理解と支援を訴えてきた。平成6年、社団法人として認可を受け、全国37都道府県に支部を置く。国際アルツハイマー病協会に加盟し、国際会議に代表団を派遣、交流するなど高齢者福祉の向上に貢献をしている。

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