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絵画レクリエーション スタッフが絵を見せてイメージを抱きやすくしている
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利用者と職員が一緒に作った
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こすもすの菜園 たまねぎ
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こすもすの菜園 いちご
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こすもすの外観

生活介護事業所
こすもす

平成18年8月に、重度の知的障害や知的障害と身体障害を併せ持つ利用者の皆さんの声を受けた池田市と当法人が協力して「知的障害者通所更生施設 こすもす」が誕生しました。
「こすもす」は、その翌年の平成19年4月に自立支援法への移行を行い「生活介護事業所 こすもす」として本格的に歩み始めました。

施設運営

生活介護事務所「こすもす」

こすもすとは

■「こすもす」が生まれたとき

こすもすが生まれる前の池田市には、知的障害者を対象とした施設が、池田市立くすのき学園・東山作業所・住吉作業所の計3カ所ありました。各作業所を利用している利用者の中には、重度の知的障害の方、重度の身体障害の方、その両方を併せ持つ方も多く利用されていました。その方々の中には、できれば日常動作の自立に向けた支援やリハビリ等を利用した支援を中心として提供でき、ゆったりとしたペースで生活できる施設を利用したいという願いを持った方たちがいました。 その方々の願いが高まっていた平成18年8月に、施設の老朽化のために能勢町からの移転先を探していた三恵園の池田市への移転と併せて、重度の知的障害や知的障害と身体障害を併せ持つ利用者の皆さんの声を受けた池田市と当法人が協力して「知的障害者通所更生施設 こすもす」が誕生しました。 「こすもす」は、その翌年の平成19年4月に自立支援法への移行を行い「生活介護事業所 こすもす」として本格的に歩み始めました。

■こすもすが利用者への支援を通して目指していること

「少し頑張る事をしてから、楽しい事をする」というように、メリハリのある生活リズムを身につけ、様々な経験や体験を重ねて、その人自身の「より幸せな生活づくり」を支援しています

◇その人らしく よりしあわせな 生活を送る

◇人が地域社会のできるだけ多くの人との繋がりの中で生活する

■こすもすを利用している人たち(令和 6年 4月 1日 現在)

在籍人数・・・ 20名    男性14名、女性6名

■こすもすの職員の状況(令和 6年 4月 1日 現在)

◆管理者兼サービス管理責任者・・・1名
◆支援員
 ○常 勤・・・・5名
 ○非常勤・・・ 15名
◆看 護 師・・・ ・1名
◆理学療法士・・・1名(非常勤)
◆調理員・・・外部委託


■利用者の活動

◆ウォーキング
歴史ある細川の近隣寺社の自然豊かな境内を目指して、ウォーキングを実施しています。四季折々の景色の変化や出会う人との出会いを楽しみながら歩いて、体力の維持・増進と共に、昼動いて夜は休むという基本的な生活リズムの確立を目指しています。

◆リハビリを利用した支援
一人ひとりの「できる事」を発揮して、職員と利用者が協力して施設内に四季を主なテーマにした彩をつくり、素敵な空間作りを目指しています。

◆空き缶のリサイクル
空き缶の回収、洗う、整理、乾燥、プルトップ回収、袋つめ、運搬など作業を細かく細分化してその人が「できる」作業を見つけて取り組んでいます。         また、そうした活動で得た収益は、利用者の皆さんに還元されます。

◆音楽療法
音楽療法士により、音楽に合わせて楽器を鳴らしたり、周囲の人と動作を合せたり、返事を返したりしながら、音楽を通して一人ひとりの人とのコミュニケーションや楽しみが広がるような活動を目指しています。

◆絵画制作
絵画は好きそうだけど、上手いのか自由なのかわからないという状況を受けて、池田市内を中心に絵画制作の活動を通して自己表現や心の成長を目指す活動をされている「ライフスキル研究所」の皆さんへ依頼し協力を得て月1回「ライフスキルの会」という絵画制作の時間をつくっています。利用者の楽しみが増えたり職業としての広がりに繋がるというような夢みたいな事を目指しています。

◆音楽レクリエーション
様々な表現活動をされているアーティストの「KENさん」に依頼して、リズム音楽をみんなで楽しむ時間として月1回実施しています。どんなに大きな音でも、少し外れたかな?と思っても、楽しいが1番!を目指しています。

◆オーラルケア
歯磨きが苦手という利用者の様子から、専門家との連携が必要と考え、池田市内でボランタリーな活動を展開していた歯科医師と歯科衛生士の団体「健口支援の会 あっはっ歯~」さんのご協力の元、専門家の視点から口の中の状況を確認してもらい、不快な状況の把握や衛生状況の向上を目指しています。もちろん家族との連携も行い歯科通院時の情報としても役立ててもらっています。

◆散髪
散髪を受ける事が苦手という利用者や散髪に付き添うのが大変という声を受けて、能勢の三恵園で長らくお世話になっていた理髪店のご協力を得て施設内での散髪を実施しています。利用者の生活体験によって積み重なった「散髪=不快」の状況を少しでも和らげることを目指して、不快の少ない散髪の経験を重ねてもらっています。

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