産経市民の社会福祉賞

過去の受賞者リスト

個人受賞者のお名前、年齢や業績紹介欄の年数などは、すべて受賞式の実施された時期のものです。

表彰年 府県都市名 受賞者氏名·団体名 業績
第40回
法人創立70周年記念社会福祉顕功賞

兵庫県川西市

能勢電鉄株式会社

電鉄沿線エリアを舞台に地域貢献活動を展開、施設利用者の絵画展示の場を提供。

第40回
法人創立70周年記念社会福祉顕功賞

大阪府東大阪市

新崎 国広さん
(大阪教育大准教授)

平成19年に開始した法人の地域福祉推進プロジェクトで対人支援を職員に指導。

第39回
平成25年

京都府宇治市

子育て・教育支援センター「虹」
(代表=白根 俊之)

平成19年5月、退職教員が経験を生かし、退職後のボランティア活動としてグループを設立。毎週月・水・金の午後、ひきこもり青年や発達障害児の学習支援、親からの子育て相談を受けるほか、現役教師などからの相談にものり、ともに考えながら支援活動に努めている。平成25年度から「ひとり親家庭等居場所づくり事業」に協力、連合母子会と連携して、ひとり親家庭の子どもたちの夏休みの学習支援に取り組み、ユニークな学習内容が話題を呼んだ。また、山城地域不登校・ひきこもり支援ネットワークをつくり、取り組む各団体の情報を広く発信している。活動歴6年。会員28人

第39回
平成25年

大阪市西区

関西生命線
(代表=伊藤 みどり)

平成2年11月、台湾出身の伊藤氏がソーシャルワーカーとしての経験を生かし、日本在住の外国人の自殺防止のため、台湾語・北京語による「いのちの電話」として設立。日本での慣れない生活の中で様々な困難に直面した際に相談できる機関として、台湾・中国系を中心に外国人の精神的な支援を行っている。電話相談は年間300~400件にものぼり、価値観の違い、言葉の壁、子育ての悩みなど幅広く丁寧な対応をしている。「大みそか(旧暦)水餃子・火鍋大会」「お月見大会」「外国人のためのお弁当講座」など、出会いの場を設け、異文化交流に努めている。活動歴23年。会員200人

第39年
平成25年

大阪府高槻市

海外協力グループ “クスクス”
(代表=島貫 清司)

平成10年4月、天災で被害を受けた国々へ救援物資を送る支援組織として発足後、高槻市在住の外国人市民に対し交流や相談、日本語を指導するボランティア団体として「海外協力グループ“クスクス”」が誕生。無料の日本語教室は外国人同士の居場所としても喜ばれている。活動としては、小中校での国際理解授業の出前講座やお花見、お国自慢料理教室、弁論大会、生活上の各種相談など、今や市内在住の外国人や関係者の市民生活全般にわたり、大きな支えになっており、町の活性化にも貢献している。活動歴15年。会員84人

第39回
平成25年

兵庫県上郡町

上郡町福祉の絵マップづくり実行委員会
(代表=大澤 直子)

平成18年5月、上郡町社会福祉協議会の「子どもを主体においた子育て支援」の一環として上郡町福祉の絵マップづくり実行委員会が誕生。小学生以下の子どもが、地域について調べ、絵地図(マップ)に表現したものを公開審査。絵マップコンクールを通じて大人も子どもも、町の良さや課題について共有している。子ども目線のまちづくりを発信、「まちづくりの主役は住民」という基本を子どもたちや保護者などに肌で学べる機会を提供している。活動歴8年。会員10人

第39回
平成25年

和歌山県和歌山市

久禮 多世さん

昭和60年4月、夫婦で和歌山県の里親に認定され、さまざまな事情を抱えた複数児童の里親になり、愛情と誠意とユーモアを信念として養育に努めている。昭和61年に2人の姉妹の委託を受け、満18歳の委託解除年齢後も家族としてそのまま生活、2人が結婚し独立した後も、親および祖父母の役割を果たして支え続けている。平成17年には「専門里親」の認定を受け、被虐待経験をもつ中学生や不登校女児などを引き受け、ともに涙しながら女性らしいきめ細かな配慮と温かい包容力で養育に尽力している。里親会活動にも積極的に参加し、信望が厚い。活動歴28年

第38回
平成24年

和歌山県海南市

室山ふれあい会
(代表=椎原 敏昭)

平成13年4月、地区の高齢者が安心して暮らせるよう、孤独死を防ぎ公的サービスの及ばないところを地域住民で助け合う…を目的に、地域福祉ボランティアとして発足した。独居高齢者や老夫婦宅を定期的に訪問して声かけを実施。草刈り・電球交換など「手伝ってほしい内容」を聞き、後日再訪問して作業。お年寄りには頼もしい味方であり、大きな信頼が寄せられている。400戸の全世帯に会報誌を配り活動を紹介、安全に暮らす情報を満載して広報に努めている。活動歴11年。会員15人

第38回
平成24年

滋賀県湖南市

おはなしグループ「ちっちゃなかぜ」
(代表=河野 由子)

昭和61年、子どもたちにお話を語り聞かせたい、絵本を読み聞かせたいという主婦3人でグループを結成。図書館でのお話し会を中心に、小学校や幼稚園、保育園などで幅広く活動を続けている。1本のろうそくを灯しお話を始めると、普段と違う子どもたちの表情に出会う。「お話の世界」に入りこんだ子どもたちの目の輝きを励みに、メンバーは語り手として毎年講習を受け、子どもたちに「よりよいもの」を届けたいとの思いで活動を続けている。活動歴25年。会員9人

第38回
平成24年

大阪市淀川区

梅原啓次・和美夫妻

平成12年6月、大阪市の養育里親として登録以来、養育里親として20人、専門里親として9人の児童を受け入れた。現在も2人を養育している。児童の中には知的障害児や被虐待児も含まれ、より深い理解と細やかなケアをと考え、専門里親研修を受けて17年に登録された。預ける親の不安にも耳を傾け児童の家庭復帰へ努力を続けている。また、里親の資質向上を願い「里親サロン」の開催に尽力、夫妻を慕って参加する里親も多い。活動歴12年

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