産経市民の社会福祉賞

過去の受賞者リスト

個人受賞者のお名前、年齢や業績紹介欄の年数などは、すべて受賞式の実施された時期のものです。

表彰年 府県都市名 受賞者氏名·団体名 業績
第12回
昭和61年

和歌山

和歌山カトリック
  ボランティア
(代表=北出 賀江子)

第12回
昭和61年

和歌山

雑賀 孝介さん

第11回
昭和60年

大阪府

早川 利武・安枝夫妻

 終戦直後、戦災孤児3人を養育したのをきっかけに昭和40年、里親登録。これまで11人の子供たちを養育、うち2人を養子にした。この間、事業の失敗、安枝さんの大ケガなどもあったが、夫妻の暖い愛情で危機を乗り越えた。大阪府里親連合会副会長として里親制度の普及に尽カ、週末やお盆・正月の短期里親としても活躍している。

第11回
昭和60年

大阪府

岡田 武雄さん(69)

 昭和22年に列車事故で両足と右手を切断したが、府立身障者福祉センターでリハビリ訓練、歩行できるようになった。趣味の陶芸技術を生かして昭和48年から身障者福祉センター、53年から砂川厚生福社センターで陶芸指導のボランティア活動を展開、障害者の自立更生活動のために活躍している。

第11回
昭和60年

大阪市

長野 善守・一枝夫妻

 昭和44年に里親登録いらい10人の里子を養育した。なかには情緒不安定や言語発達の遅れなど間題児もいたが、暖い愛情と情熱を注ぎ、実親のもとに復帰させている。このほか短期里親はもちろん大阪市里親会の役員として里親制度の普及、後進の里親の指導的役割を果し、児童福祉の推進に尽している。

第11回
昭和60年

大阪市

前原 健次さん(45)

 父親が戦死したため母子家庭で苦労して育ち、19歳の若さで前原鎔断工作所を設立、事業を拡大してきた。昭和49年いらい自分と同じ境遇にある母子家庭や児童福祉施設出身者13人を採用。また、そのために独身寮を建設して生活基盤を安定させ、技術の習得を進めて社会人として自立させている。

第11回
昭和60年

兵庫

伏島 洲一郎さん(54)

 伊藤忠商事の幹部社員として勤めるかたわら、昭和50年から目の不自由な人たちへの朗読奉仕活動を開始。毎週「週刊ニュース」と、それについてわかりやすい解説を吹き込んだテープを作成。また「鐵炎の歴史」「曼陀羅の人」など難解な図書を中心に約700本を吹き込み、兵庫県点字図書館に寄贈した。

第11回
昭和60年

京都府

田島 節子さん(54)

 琴の師匠が目の不自由な人だったことから点字に興味を持ち、通信教育を受け、49年には舞鶴市で初めての「点訳奉仕員」の資格を取得。「音楽の泉」など点字図書9冊を作成して日本点字図書館に寄贈した。56年には点字サークノレ「むつぼし会」を創設し、点訳奉仕や点字講座の講師をつとめたほか、老人ホームなどへの琴の慰問など奉仕活動を続けている。

第11回
昭和60年

京都市

学生ボランティア
 サークル「サイモンメ」
(代表=辻井 正人)

 昭和36年に京大、京都女子大合同のボランティアサークルとしてスタート。ボランティアの少ない母子寮を対象に、週2回訪問し、児童の学習やスポーツ活動を指導。アルパイトで得たお金で毎年、キャンプやハイキングなど野外活動を実施し、自立心や社会道徳を養成する活動を行っている。

第11回
昭和60年

滋賀

増田 せつさん(67)

 昭和46年に、社会福祉法人大木会の「一麦寮」を毎月1回、訪問し、衣類補修の奉仕活動をはじめた。近所の人たちも誘ってボランティアの数を増やしたほか、寮生たちちに刺しゅうの材料を提供して技術指導も行った。昭和58年、病気で本人の活動は中断したが、近所の人たちによって引き継がれている。

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