産経市民の社会福祉賞

過去の受賞者リスト

個人受賞者のお名前、年齢や業績紹介欄の年数などは、すべて受賞式の実施された時期のものです。

表彰年 府県都市名 受賞者氏名·団体名 業績
第48回
令和4年度

大阪府 大阪市

不登校支援ボランティア学生団体 CLASS B 
(代表=入谷 翔) 

代表者の不登校経験(約6年間)による「不登校の子供たちを助けたい」という想いに共感し、年齢の近い大学生たちが集まった。不登校の小中学生を対象に地域と連携しながらオンラインの無料塾やフリースクールを実施。「使われていない地域の会館の活用」「学生と地域が連携した支援」をするため、経験者を呼んだり、他のボランティア活動に参加したりと自分たちでできることを探りながら、活動を展開している。現役大学生のため活動年数は短いが、今後も活動を継続的なものとするため、「0.1歩目を応援する」という理念をメンバーと共有し成果を上げている。 活動歴1年3か月
推薦者:大阪市ボランティア・市民活動センター 

第48回
令和4年度

大阪府 大阪市

レインボーフェスタ!実行委員会 
(代表=桜井 秀人)

セクシャルマイノリティ(性的少数者)の存在を社会の中で可視化し、認知度を上げるためのイベントを開催。日本でのセクシャルマイノリティの割合は、民間の調査などを平均すると全人口のおよそ10人に1人と言われ、身近な存在であるが、活動を開始した16年前は社会的な関心も薄かった。以来、現在までボランティアのみで先駆的な活動を地道に継続し、交流・ネットワークづくりに貢献してきた。活動の理解を深めるための集会や毎年のフェスタ開催は、セクシャルマイノリティについての偏見や差別をなくし、互いの尊厳を認め合い自分らしく生きられる社会の実現に寄与している。
活動歴10年
推薦者:大阪ボランティア協会 

第48回
令和4年度

京都府 京都市

KA平安京グループ 
代表・世話人(ともに匿名)

窃盗依存症(クレプトマニア)という心理的な病と向き合いながら、日頃抱える悩みや困っていること、自分の思いや経験をミーティング(参加自由・週1回開催)で仲間と分かち合うことで回復を目指している。家族や周りの人からクレプトマニアに対する理解が得難く、孤立している当事者が多い。ミーティングでは固有名詞など個人情報を明かさず、「言いっぱなし・聞きっぱなし」を原則として、互いの気持ちを共有できる場を提供。他府県からの参加もあり重要な役割を果たしている。米国ではクレプトマニアは精神疾患との診断基準もあるが、日本での認知度は低く、病気とは気づかないケースも多いという。活動歴7年
推薦者:京都市福祉ボランティアセンター 

第48回
令和4年度 特別表彰

大阪府 大阪市

小林 貞子さん

長年ボランティア活動を行い、90歳を超える現在も第一線で活躍。多くのボランティアグループに所属し、他メンバーに良い影響を与えている功績を称え、特別表彰とする。活動歴50年
推薦者:浪速区社会福祉協議会 

第47回
令和3年度

大阪府 堺市

信田 禮子さん

 昭和53年から現在に至るまで病院ボランティア活動に尽力している。活動当初、精神科での病院ボランティアは珍しく、社会的な偏見など苦労も多かったと推察されるが、それを跳ね返して進んできた。活躍の場は地域にとどまらず、NPO法人日本病院ボランティア協会理事長、全国社会福祉協議会「広がれボランティアの輪」幹事、IAVE(現在JAVE)日本の理事など全国規模に発展し、いずれも多大な功績をあげてきた。病院ボランティアの先駆者であり、ボランティア活動を広めた貢献者の1人でもある。

活動年数44年

第47回
令和3年度

大阪府 堺市

キャップハンディ指導ボランティア・さかい
(代表=井上 久男) 

堺市内の小中学校の教育機関や地域の各種団体などあらゆる団体や年代を対象に啓発活動を行ってきた。「障害のある状態」を疑似体験することで障害のある人たちの日常や気持ちを理解し「思いやりの気持ち」をもって、誰もが住みやすいバリアフリーの街となるよう力を尽してきた。堺市社会福祉協議会と協働しながらのキャップハンディ事業の活動は、23年間のべ1225回にのぼる。残念ながら市の事業見直しに伴い今年度末で解散となるが、今後その経験を活かした後継者が新たな活動を展開されることを願う。

会員数32名 活動年数23年

第47回
令和3年度

大阪府 高石市

たかいし生活支援サポーター「町の便利屋さん」
(代表=銭廣 幸壮) 

介護保険適用外の日常の困りごとを解決するために有償ボランティア活動を開始した。「断らない」「迅速な対応」をモットーに、住み慣れた地域で安心して生活できるように住民相互の「助け、助けられる地域づくり」を目指している。高石市社会福祉協議会と強力に連携して地域課題解決に向けた活動を続けることで、相談や依頼の件数が年々増加している。ボランティアに助けられた利用者が、自らボランティアとして登録するという好ましい循環が起きており、新たな活動メンバーの獲得に繋がっている。

会員数77名 活動年数5年

第47回
令和3年度

京都府 京都市

コズモズインターナショナル
(代表=ベリー.キース.ワイエト) 

食糧支援を通じて社会エコロジーを促進することを目的に、1987年より「Help people to be able to support themselves(人々が自分自身をサポートできるように支援する)」を理念として活動してきた。カフェ『コズモズニューヨークコーヒー』の営業時間を活用した日々長時間の支援は、生活に困窮し差し迫った経済状況にある人たちへの利便性を高めた優れた取り組みである。また、食糧支援を通じて社会貢献活動をしたい企業と生活困窮世帯や福祉施設などを繋ぐプラットフォーム的な存在としても成果を上げている。

会員数7名 活動年数34年

第46回
令和2年度

大阪府 門真市

ゆめ伴プロジェクトin門真実行委員会
(代表=角脇知佳) 

「認知症になっても夢をもち、輝いて生活ができるまちを実現したい」との思いから、認知症の方が店員を務めるカフェや、歌い手となるコンサートの開催など、認知症の方やご家族の夢の実現をサポートしている。

会員数15名 活動年数4年

第46回
令和2年度

大阪市 城東区

団地の寺子屋
(代表=松井 宏悦)

 団地の集会所を拠点に「あたまの体操」「介護相談会」などのプログラムや「カラオケ倶楽部」「川柳倶楽部」など趣味の倶楽部活動、「子育てサロン」などを開催し、地域のみんなの居場所を作る活動に取り組んでいる。

会員数27名 活動年数6年

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