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産経新聞厚生文化事業団本部

施設の実践事例報告会を開催

2016年02月22日

 池田三恵園で2月20日、平成27年度の実践事例報告会が開催されました。
 法人が運営する12の事業所の職員の代表が、6つテーマについて1年間の支援活動や事業団運営の取り組みなどを報告、発表。約100人の職員が参加しました。
 今回の発表テーマは「意思表示のわかりにくい利用者への支援」「高齢者施設の見学から見えてきたこと」「本人中心の支援(失敗から学ぶ)」「A氏への支援(本人の思いを大切に)」「虐待防止プロジェクトの取り組み」「ブランディング委員会活動報告」の6件。
 利用者の高齢化対応、本人主体の支援のありかたなど、どの事業所にもかかわってくる内容だけに、多くの職員がメモを取りながら真剣な表情で聴き入っていました。

 報告会にはオブザーバーとして社会福祉士の前川敦さんが参加し、それぞれの報告について講評を述べました。
重度障害のある利用者さんへのアプローチでは「人から影響を受ける時間も重要」と積極的なかかわりを評価。利用者の高齢化については「今の支援を離れ、次の場所へ移行するための情報提供も重要」とアドバイス。また、ブランディング委員会の広報活動については、「この仕事は他では味わえない感動が得られる。福祉の仕事のよさをもっと社会に伝えてほしい」と述べました。

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