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産経新聞厚生文化事業団本部
産経新聞社 新人研修
2013年05月01日
4月22日、池田三恵園とこすもすを会場に、今春産経新聞社に採用された新入社員12人の研修がおこなわれました。12人のほとんどの方は障害者施設に来るのが初めての経験です。
まず4班に分かれて、利用者が陶芸や内職など日中作業をしている様子を見学したり、自閉症者への支援などについて説明を受けたりしました。その後自由に施設内に散らばり「この施設をどのようにしたら地域に理解してもらえるようにできるか」という視点で取材し、記事を書きました。
「気張る必要はなく、自然に付き合える場をもつようにすればよい」
「ひとりでも多くの人に自分の目で見て、現実に触れてみてもらうことが大切」
「地域の中で何かをしたいと思ってくれている人に理解を求めることが、利用者が地域で暮らすことにつながるのではないか」
などの意見があり、私たち職員にとっても気づきの多い研修となりました。
新人の方から「また来たい」「こんどは記者としてちゃんと取材に来ます」と言っていただきましたが、これからも三恵園にふらっと遊びにきて、利用者といっしょにすごしていただけることを願っています。