その他
大里荘
家でも LET'S ボーリング
2014年10月06日
グループホーム「けやき荘」の加堂昌男さん。ボーリングが大好きで、月に1回ボーリング外出に出かけて
います。ボーリングに行ってから数日経つと、ボーリングをするジェスチャーをして見せ、「これ、いつや」
と次回の予定を 職員に確認するほどです。
ある日のこと。
職員が、雑貨屋さんで見つけたおもちゃのボーリングセットを購入し、けやき荘に持参したところ、加堂さん
は大喜び!! 満面の笑みを浮かべて、それを受け取ってくれました。
職員が最初にその商品を見つけた時は、「子供用だから、気に入ってもらえるかな?」と心配しましたが、
そんな思いも、加堂さんの笑顔が吹っ飛ばしてくれました。
加堂さんは早速開封して、ホームの廊下にピンを並べてボーリングを始めました。手のひらに乗るくらい
小さいボールなので、本物のようにうまくはいきませんが、笑顔で楽しんでおられました。
本物のボーリングとの違いは、ピンは倒せても、自動で並んでくれないこと。そこで、ホームの他の利用
者さんが協力してくれて並べてくれました。さらに、「今後は加堂さんひとりでもできるように」と、世話人
さんがピンの置き場所がわかるよう、〇印を書いた台紙を作りました。
加堂さんの笑顔で、ホームの仲間や世話人さんがひとつになりました。
今までの休日は、絵や字を書いて過ごしてた加堂さん。休みの日の過ごす楽しみ方の選択肢が、また1つ
増えました。 (見)