地域とのつながり
池田三恵園
関西学院大学の人間福祉学部へ出張講座にいきました!
2014年06月11日
以前から、三恵園の職員会議・ケース会議のアドバイザーとして、同大学の安田先生とつながりがありました。
安田先生から「関学で授業をしてもらえないですか?」と提案いただき、先生の受けもつゼミへ出張講座に行ってきました。
グループホームから女性の1人、三恵園から男性2人と女性1人の計4人で参加。
授業の目的は、「きっかけ」づくりです。
利用者さんと学生さんとの出会いを通して、知的障害者と関わる仕事って?どんな生活をしているの?障害ってなんだろう?と障害について知る・考える「きっかけ」になればと思いました。
90分の授業の中で、グループワーク「共通点探し」を実施。
参加者それぞれの好きなものを言い合い、人それぞれ好きな物があり、それを共有することで仲間が増える、障害があってもなくても一緒といった内容です。
「大学でパンを売ってるの?」と尋ねている方がいたり、「障害を知ってほしい」と伝えたり、自分から発信している場面がたくさんありました。
授業終了後、ある学生さんが「パンを買いたいと言っていたから今から一緒に買いに行っていいですか?」と尋ねてこられました。
職員はびっくり。
利用者さんがしたいと言ったことを叶えるために、学生さんは声をかけてくれたのです。
でも、よく考えたら普通のこと。この普通のことが当たり前にできる社会になるには、人と人がつながる場面が必要なんだと改めて感じました。
参加した利用者は、「次回もまた行かせてくれるの?」と楽しみな様子でした。
いろんなところへ出張講座に行きたいので、声をかけてください!