社会福祉法人 産経新聞厚生文化事業団

池田市教員研修会が行われました

2014年06月24日

6月18日（水）池田市教員研修会の一環として、くすのき学園の食堂にて、障害児童の支援についての研究会が行われました。今回は、池田市内の小中学校の支援学級担任の方27名と産経新聞厚生文化事業団の職員が集まり、障害をのある児童・生徒が増えてきている現状の中で、就労を視野に入れ「今、何をしておけばよいのか」ということについて、意見交換を行いました。
1時間以上にわたる意見交換の中で、将来働くということを見据えて、障害のある児童・生徒にとって今必要なことは、自分から「困りました」「助けてください」といったヘルプが出せる力、そういったものを含めたコミュニケーション能力であるという共通点が見えてきました。また環境や成育歴など、まずは"その人を知る"こと。そして、何気ない「ありがとう」の言葉や、褒めるアプローチの大切さについても参加者の間で再確認することができました。
今後も、このような各関係機関が連携し合い、個人にとって充実した支援ができるような取り組みを続けていきたいと感じました。今回、このような貴重な機会を設けて頂き、ありがとうございました。