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旅芝居の名門 池田 「呉服座」 へ  ~観劇鑑賞会~

2013年07月24日

 7月20日(土) 少し早目に昼食を済ませた23人利用者さんが、池田市にある

旅芝居の名門  池田 呉服座 で 「劇団武る」 の公演に向かいました。

マイクロバスで出かけたのですが、バスの中で1人の利用者さんが、パンフレットを見ながら

その中に載っている着物姿の女性を見て「きれいな女の人や」と言うと、別の利用者さんが

「この人は、男の人で女の人の格好しているだけや」 と 言うと、また別の利用者さんが「女やで」 と会話が弾み

早く劇場に行って確認したいという話になりました。

 

 12時過ぎに、呉服座の前にバスが到着し、呉服座の支配人が出迎えてくれました。

「こんにちは」 と 元気に挨拶を交わしていざ、場内へ。

100人収容の場内には、既にたくさんのお客さんがおられ 『満員御礼』 の札が掛かっていました。

 

 突然、電気が消えて、場内が真っ暗に。

音楽と同時にスポットライトが役者さんにあたると、歌謡ショーの始まりです。

利用者さんの知っている歌が多かったので、みんなが手拍子で一緒に歌ったり、

身体を動かしながらリズムを取ったりしていました。

役者さんが目の前で見られたので、前かがみで舞台を見ている利用者さんが多かったです。

 

 前半の歌謡ショーが終わり、休憩を挟んで後半の芝居の始まりです。

時代劇で、敵討ちの話しでしたが、役者さんの動き・セリフを真剣に見たり、聞いたりして、

笑いはもちろん、涙する利用者さんもいました。

 

 場内には、劇団のファンの方もおられ、芝居の要所・要所で掛け声があったりして、

芝居小屋独特の雰囲気を味わう事も出来ました。

 

 公演終了後、三条すすむ座長から、ひとりひとり サイン色紙を受取り、劇団の方との記念写真も撮影。

数人の利用者さんは、何度も座長の手を握っていました。

時間も迫り、劇団の方ともお別れの時、後ろ髪を引かれる思いで、マイクロバスに乗り込み、

役者さんたちに見送って頂きながら、劇場を後にしました。

 

 帰りのバスの中、行きのバスで、パンフレットを見て「きれいな女の人や」と言っていた利用者さんが

「やっぱり女の人やったなぁ~」と言うと「違う、違う、男の人や」とまた別の利用者さんが、

「男と女の人と違うか?」とまた別の利用者さんが言うなど、帰りの車内でも話題は尽きませんでした。

                                                       (加)

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