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救護施設
三恵園

生活保護を受けている女性の施設。定員70人。平成23年10月に新園舎が完成。全個室、生活形態に合わせてのユニット型支援をしています。

施設運営

救護施設「三恵園」

作業場きんもくせいより

イベント参加感想

救護合同文化事業

2012年12月13日

「第3位は...三恵園! 『夢』の皆さんです」

三恵園のテーブルから「やったー」の声がわき上がりました。

11月6日、大阪市内の太閤園で行われた「大阪救護施設合同文化事業パフォーマンスコンテスト」でのこと。 三恵園から出場したダンスチームが、参加した府内18救護施設中、3位に選ばれたのです。5月31日に初めてのミーティングを行ってから16回のミーティングと練習を重ねてきた努力が報われた瞬間でした。

このチャレンジのスタートは5カ月前。まず1階フロア、2階フロア、居宅訓練ホームのフロアごとにメンバーを募集。すると「行く!」「今年は賞をとるねん」「楽しそうやな」と意欲満々のメンバー13人が集まりました。

今年はどんなパフォーマンスで行くか、みんなで「ダンスがしたい」「歌が好き」「みんなで自由にしよう」とそれぞれ思いを話し、結果「ダンス」でいくことになりました。選曲では「ワンナイトカーニバルを使いたい」「AKBが良い」「嵐がいい」「炭坑節がいい」の声。その中で「氣志団の曲をするのなら、若者チームがセーラー服を着るのはどう?」「それいいなぁ!」ということでセーラー服を着る事に。セーラー服は法人内の職員に呼び掛けると瞬く間に5人分集める事が出来ました。職員に感謝です。曲目はポップな曲と民謡の希望があり、曲の前半は高齢者チームがメイン、後半は若者チームがメインで踊ることになりました。チーム名は話し合って「夢」に決定、さっそく練習に入りました。

ところが、練習し始めて3カ月、本番まであと2カ月というころに、チームにまとまりがなくなってきました。「本番はちゃんとできるから、練習なんかせんでええねん」などという声も。そこでメンバーで話し合い、「本番が近いからむしろ練習を頑張ろう」などと意見が出て、再度みんなでやる気を奮い立たせました。園長や他の利用者、職員らが練習を見学に来てくれ、みんなのモチベーションもアップ。施設内でのプレ発表後には「みんな笑顔で頑張ろう!」「ダンスを揃えよう」という気持ちになり、本番1週間前にはメンバーが自主的に集まり、練習をする姿も見られました。

本番前日には、衣装をメンバー自らアイロンを掛けして準備し、いざ本番。「5カ月間頑張ったから何か賞を獲りたい」「ちゃんと踊れるやろか」と、不安と期待が入り混じる中、開幕4番目に出場の時がきました。出番直前には全員で円陣を組み、小さい声で「頑張るぞ―! おー!」と気合をいれました。

舞台はまず「炭坑節」からスタート。2曲目の「きよしのずんどこ節」は高齢者チームがメインでダンスし、会場を徐々に引き込みます。このあと、若者チームが早着替えして3曲目の嵐の「LOVE  SO  SWEET」でセーラー服を着て出てくると、会場が一気に盛り上がりました。最後の曲、ワンナイトカーニバルを踊り切ったときには、「終わった」という達成感に浸りました。

「本番が一番上手に踊れた」と、メンバー1人。その自信を証明するように、結果は見事3位を獲得できました。夕食時には泣いて喜んでおられたメンバーもいました。

来年もまた、新たなメンバーで賞を目指したいと思います!

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