施設運営
三恵園での暮らし
ハッピースマイル
「ハッピースマイル相談日」
2012年11月28日
救護三恵園では、不定期開催ですがハッピ―スマイル相談日を開催しています。
「おこのみやきを食べにいきたい」「ひとりぐらしをしたい」「三恵園を出て気楽に自由にすごしたい」「Aさんと会話をしようと思うが迷惑がられているみたい」・・・ハッピースマイル相談日には、日常のささいなことから深刻な悩み事までさまざまな会話がくりひろげられています。
利用者の精神的なサポートを目的として相談日をつくることになり、不定期ながら6年ほど継続しています。利用者と職員は1:1で話をし、ひとりあたりの相談時間は15分。ついたてなどを使ってプライベートな空間をつくり、癒されるような音楽をかけたり、テーブルクロスや造花などを置き、話しやすい雰囲気づくりをしています。相談日を心待ちにしている利用者も多数おられ「ふだん忙しくしている職員もこのときばかりはじっくりむきあってくれる」「話すことで気持ちが楽になるときがある」と好評です。職員も「利用者がほっとできる、くつろげる、本音を話せるような場づくりをしたい。そのためにはどんな内容であってもじっくり聞くことに徹しよう」と相談日に臨んでいます。相談を終えて各自の部屋に帰るときには「あたたかくハッピーな笑顔」になれるような場に今後もしていきたいと思います。