施設運営
救護三恵園とは
■地域との交流
救護三恵園は、当事業団の最初の施設、養気園が昭和44年に堺から移転して改名し、誕生した施設です。生活保護を受けている、知的障害などの女性が入所しています。 昭和44年から能勢の地にある為、地域との繋がりが強いのが特徴です。地域から色々な方が来園してコンサートを開催してくださったり、お祭りや運動会に招待してくださったりと施設内だけでは出来ない、様々な経験が出来ます。
■ユニットケア
女性ばかりですが、半面、若者から高齢者まで年齢的には幅広い層の方々が一緒に暮らしていて、個々のADL(日常生活動作)の違いに応じて6つのユニットに分かれて生活しています。日中活動は、ボランティアの講師のもとで書道、生花、絵手紙などの余暇活動に参加されている人もいれば、内職作業や調理実習に参加されている人もおり、それぞれ希望することを大切に、ユニットの特色を活かした支援を行っています。 高齢者へは、リハビリによる残存機能の維持と健康維持を、精神障害のある人へはメンタルヘルスケアに重点を置いています。 また、生活施設という事もあり、精神科医、内科医、歯科医の往診や、週に一回のオーラルケア、理学療法士によるリハビリなど個々の状態に応じた医療ケアが随時受けられるように医療機関とも連携をとっています。
■居宅生活訓練
「施設は通過点である」と、私たちは考えています。可能な人にはできるかぎり地域で生活してもらうため、居宅生活訓練事業も行っています。訓練は食事、洗濯などの日常生活訓練と買い物や対人関係構築などの社会生活訓練に対する目標を定め、それに沿っておこなっていきます。園内ではあまり経験することのなかったごみ分別、あたりまえのように使用していた電気、水道、日用品などの使い方を話し合い、節電、節水、節約に心がけ、日常生活の中で自然に身につけられるよう、支援にあたります。 施設内での支援と地域での支援、どちらも欠かせないものと考えており、一人ひとりが望む生活にどうすれば近づく事ができるのか、日々考えながら支援をしています。自分らしさを最大限に活かし、地域で生活していけるようにこれからも支援していきたいと考えています。
■第三者評価結果
三恵園としては2回目となる第三者評価を受審、平成29年4月末に評価結果が決定しました。この結果については大阪府のホームページに掲載されています。
評価結果はこちら
今回、第三者評価を受審したことにより施設の強み弱みが浮き彫りになり、今後取り組むべき課題が明確になりました。主に評価をいただいた点については、今後も維持、継続しつつさらに上を目指し日々の活動へとつなげていきたいと思います。改善点については、何が原因なのかどうすればよいのかを職員ひとりひとりが認識、思考へとつなげ共感できる場を設け、みんなが同じ方向に向かって努力していきたいと思います。
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