産経はばたけアート公募展

第2回(平成20年) 産経はばたけアート・フェスタ2008


 障害のある人たちの芸術活動を応援する「産経ははだけアート・フェスタ2008」(産経新聞社・大阪連合産経会・産経新聞厚生文化事業団主催)が10月18、19日の2日間、大阪市中央区城見町の大阪ビジネスパーク・ツイン21アトリウムで開かれた。会場には、公募展の作品50点と5人の招待作家の作品25点などが展示され、ステージでは全盲のバイオリンニスト白井崇陽(たかあき)さんの演奏や耳の聞こえない人たちのグループ「鼓響(こびき)」の和太鼓演奏、全国から集まった「ふしぎかわいい雑貨たち」の即売・ワークショップなど多彩な催しが繰り広げられ、大勢の市民が「ひらめきと輝き」がいっぱいのアートを楽しんだ。

 第2回となる今年の公募展には、近畿を中心に昨年を大幅に上回る約660点の応募があり、画家の嶋本昭三さんら5人の審査員が選考。大賞に広島県福山市、平野信治さん(33)の「志村けん(子役)」が選ばれた。このほか5人の選考委員がそれぞれ推薦する優秀賞5点と入選作44点が選ばれた。

優秀賞は次の通り。

花松れいなさん(34)京都市   (画家、嶋本昭三氏選)
森  陽筰さん(20)福島県郡山市(大阪市立美術館館長、篠雅廣氏選)
吉川 秀昭さん(38)滋賀県甲賀市(絵本作家、アートディレクター、はたよしこさん選)
松原 日光さん(33)京都市   (兵庫県立美術館学芸員、服部正氏選)
福原 卓郎さん(30)大阪府能勢町(産経新聞社選)

今年の大賞を含む入賞作6点と昨年の入賞作7点は今年11月、イタリア・ボローニャ市郊外にある美術館で開かれる鴫本さんの展覧会とパフォーマンスに招待展示される。

第2回(平成20年) 産経はばたけアート・フェスタ2008の経過

20年10月18・19日、大阪市中央区、大阪ビジネスパークのツイン21タワー1Fで。「はばたけアート大賞」は、広島県福山市、平野信治さんの「志村けん(子役)」に決まり、公募展の作品50点と5人の招待作家の作品25点などを展示。ステージでは全盲のバイオリンニスト、白井崇陽(たかあき)さんの演奏や耳の聞こえない人たちのグループ「鼓響(こびき)」の和太鼓演奏、全国から集まった「ふしぎかわいい雑貨たち」の即売・ワークショップを実施しました。
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