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産経新聞厚生文化事業団本部
三恵園「ワン・ツー・スリー楽団」が茨木学園の音楽会に出演しました
2014年02月17日
2月11日（祝）に社会福祉法人 天王福祉会 茨木学園が主催する「みんなで歌おう楽しい音楽会」に三恵園「ワン・ツー・スリー楽団」が出演しました。このコンサートは、茨木学園のみなさんがグループごとに出演し、日頃の練習の成果を発揮され、職員、ご家族らとともに楽しむ行事で、今年で17回を迎えます。ありがたいことに、「ワン・ツー・スリー楽団」は毎年出演の声をかけて頂いています。
出演するにあたり、毎週日曜日にみなさん一生懸命練習に励んでいたのですが、本番の数日前から救護三恵園にて体調不良者がたくさんでており、メンバー３名が大事をとってコンサートを欠席せざるを得ない事態になりました。
急なメンバーの欠席にともない当初予定していた演目やパートを変更し、本番当日の会場の控室にて変更後の演目をグループホームのメンバーで一生懸命練習し、本番にのぞみました。正直、急な演目の変更で本番はうまくいくのか？みんなきちんと演奏できるのか？職員はそんな不安を抱えながら限られた時間で練習を重ねました。
出演時間になり幕が開け、いざ、本番。みんなの集中力はいつも以上のもので、指揮者をしっかりと見て、みんなの音をしっかりと聴こう一生懸命でした。演奏が始まると最初の職員の不安はどこかにふきとび、「四季のうたメドレー」「上を向いて歩こう」を落ち着いて、いつもどおり柔らかい音色を響かせることができました。欠席したメンバーの分までしっかりと演奏しよう！という思いが感じられる演奏でした。急な演目の変更でしたが、こうして本番にしっかりと演奏できたのは、普段からの練習のたまものであり、メンバーたちの成長が感じられました。
次回の練習からは全員揃って練習できることでしょう。今後もどんなコンディションでも素敵な音楽を届けられる「ワン・ツー・スリー楽団」でいられるよう、がんばっていきたいと思います。
演奏の機会をいただき、また、急な変更にも快く応じていただいた茨木学園のスタッフのみなさまありがとうございました。
