その他
大里荘
はじめよう、フットケア！
2017年07月28日
７月は、毎月行っているグループホーム支援者会議にて「フットケア」の実演勉強会を行いました。利用者さんの日々の健康を支えることは、私たちの大切な課題です。食生活の改善、運動と肥満対策、食中毒・感染症の予防など、多くの面があります。その中で、今回は「足の健康」に着目しました。以前からも各ホームで「足浴」への取組みは進めていましたが、足から健康への取組みを進めることには、大きな意義があります。その重要性について、改めて看護師より講義していただき、世話人、職員ともに勉強しました。爪の病気とお手入れ、足部マッサージの方法についてスライドで確認し、その後は実際に職員がモデルとなって"フットケアの実演"を行いました。ケアを受けている最中にも「とても気持ちがいい！」「すっきりする！」と感想をもらすほど、足の血流やリンパの流れがよくなることは、メンタルにも即効性があることが分かりました。もちろん、冷え症やしもやけの改善、全身の健康につながることは間違いなく、支援者がそれを実感することが大事な一歩なのかもしれません。日々は支援の連続となり、新たにフットケアの時間を設けるとなるとハードルは高くなるので、気負わずに、入浴やコミュニケーションの時間をうまく活用したいところです。そうして、日常に少しずつケア取り入れることで有意義なフットケアを続けていきたい、と今回の勉強会を機会に全員で考えなおしました。
