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大里荘

第26回 全国グループホーム等研修会 近畿地区大会(神戸)にて、 
大里荘の取り組みについて発表してきました。

2014年08月02日

公益財団法人 日本知的障害者福祉協会、近畿地区知的障害者施設協会

一般社団法人 兵庫県知的障害者施設協会 が主催の

「第26回 全国グループホーム等研修会 ~ 近畿地区大会 ~ 」( 於: 神戸ポートピアホテル ) の

2日間研修(7月24日・25日) の2日目に発題者としてお招き頂きました。

 

全国から約1,100名ほどの方が集まる大研修で、

大会のテーマは 「安心できる住まい、暮らしを創造していく」 でした。

 

1日目は、全体研修として

行政説明や基調講演・座談会・交流会 などがありました。

  

2日目は分科会となっており、

私たちがお招き頂いた第2分科会は

「GHの高齢化対策と今後の対応を共に考える」というのがテーマでした。

  

やはり「高齢化」と言う事で、皆さんとても関心があるテーマのようで、

5つの分科会の中で最多の約350名の方が参加されました。

 

大里荘からは

『グループホームでの「食」 についての取り組み  「食事療法」 が必要な利用者への支援について』  というタイトルで

大里荘の実践事例を報告させて頂きました。

 

なぜ、このようなテーマで発表させて頂いたかというと、

大里荘のグループホームの利用者さんの平均年齢は60歳。

最高齢の方で84歳になります。

 

そんな、高齢を迎えた利用者さんを、

大里荘では昨年度  「食からそのひとの健康を支える」  をテーマに

食事内容の見直しに取り組んできました。

 

また、高齢者特有の疾病により、日々の食事療法が必要になった利用者さんを

どう支援したかの事例報告もさせていただきました。

 

「食」から利用者さんの健康を支え、また、高齢であっても、

何らかの制限があっても本人の「やりたい」を支援することは

高齢を迎える他のグループホームの事業所にとっても

良いヒントになるのではないかと思い発表させて頂きました。

 

障害のあるなしに関わらず、皆 歳をとり、老いていきます。

平等に訪れる死を私達はどう受け止めてどう支援するか。

今回の発表の機会を頂き、職員一同、考えさせられることがたくさんありました。

 

歳を重ねる事による生活課題はたしかに増えていきますが、

歳を重ねること自体には何ら問題はないと考えています。

 

終末を迎えるその日まで...

利用者のみなさんが豊かな生活が過ごせるようにと支援していきたいと思います。   (柳)

 

 

全国大会の詳細については、こちらをクリック

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