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たんぽぽの家

【たんぽぽの家】 平成25年度 利用者旅行特集 第1弾! 

2014年03月24日

 

 行きたい場所やしたいことを支えていく

 

 

〇生活介護 10月31日 ~ 11月1日 神戸方面旅行

 日常生活の中から、利用者さんの嗜好品や好きな物や好きな場所が見えてきます。そこをただ単にとらえるだけでなく、好きなことや行きたい場所を利用者さんに体験してもらえるような旅行にしようと今回の旅行を計画しました。この神戸方面旅行を計画するのにあたり、3つのポイントに注意してプランニングをしていきました。

1.安心、安全であること 2.ストレスの少ない環境作り 3.体験型であること
 

 まず、必ず大切と考えられる安心、安全性について、旅行先での環境がどう整っているのか、緊急時にはどう行動すべきなのかを頭に入れ、行く先々での設備、過ごす空間の把握を事前に行いました。危険な場面がいかに少なく行動できるのか、スムーズに動けるように動線の確認を行い、安心、安全性の追求に取り組みました。2つ目、ストレスの少ない環境作りでは、人ごみで利用者さんがストレスを感じやすい場面や、ただ、立って待つ時間など、各場面でいかにストレスが少なくなるかを考えスケジュールを組みました。例えば、トイレの位置の把握です。いかにスムーズにできるように各施設のトイレの位置の把握、設備の確認をしました。3つ目は、体験型であること。実際に見て触れて、感じてもらう。そこから何かを感じとってもらう。写真などにおける視覚的なイメージではなく、体感することにこだわりました。1日目では、串揚げ屋さんで自分で揚げ物を体験する。ちくわ、かまぼこ作りを体験する。2日目は、動物園を歩くことでした。2日目の動物園では、実際に触れ合うことも出来ましたが、今回は刺激が強いのではないかと感じて、見て歩くことにしました。

 実際の利用者さんの反応は、揚げ物が好きな利用者さんは、揚げ物を上げる動作に自分から手が伸びて行き、揚げる場所に串を入れ、じっと待つ動作が見られ、少し冷まして、笑顔で食べていました。かまぼこ、ちくわを作る体験では、出来上がったかまぼこが、いつも食べているものとは、理解できずに悩んでいる動作が見られ、かまぼこがどう出来ているか不思議に感じとられているように見られました。
 

 ふとした時に利用者さんが、笑顔で手を引いてくださり、旅行を楽しんでもらっているのかと思い、こちらもうれしくなりました。

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