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なごみ苑

京都・亀岡市へ一泊旅行に行ってきました

2012年11月20日

11月1日~2日、京都府亀岡市にある湯の花温泉へ利用者14人と職員5人で一泊旅行に行ってきました。

1日目は、大阪・ミナミのなんばグランド花月で吉本新喜劇を観劇するグループと、能勢町内のレストラン「牛福」で食事をするグループに分かれて出発。吉本観劇組は、テレビでおなじみのお笑い俳優たちが舞台で繰り広げる人情コメディーにみんな大笑い。牛福での食事組は焼肉ランチで昼食会。「お肉が美味しいね」と言いながらご飯をおかわりしてお腹いっぱいになりました。

このあと、それぞれ亀岡市へ向かい、湯の花温泉の旅館「松園荘」で合流。まずは温泉につかったあと、さっそく宴会です。食べきれないほどの料理が次から次へと出されます。ふだん食べない料理もあって、利用者さんは「これは食べられるの?」などと聞きながらきれいに食べ、お世話してくださった仲居さんから「きれいに食べてくれて気持ちいいね」といわれると、にっこり笑っていました。美味しいお料理をお腹いっぱい食べた後は、カラオケBOXへ。普段は大人しい利用者さんが何曲もカラオケを楽しんだり自分の歌が終わっても「歌う!」とマイク離さない利用者さんがいたり...。あっという間に時が過ぎていきます。雰囲気が変わると聴きなれたはずの利用者さんの歌がとても魅力的に聞こえました。

2日目は小雨がぱらつくなか、西国観音霊場二十一番札所の穴太寺へ行きました。撫で仏として知られる釈迦涅槃仏が布団に掛けられて安置されています。でも、利用者さんは「怖~い」と言って近づきません。「大丈夫。何もしないよ」と職員が言葉を掛けても「怖い。怖い」。ちょっと身体を前へ押したら「ぎゃぁー」と大声で叫び身体をよじって本気で怖がっていました。身代わり観音としてご利益のある仏さまなのになあ。

この日の昼食は、亀岡市内のレストラン「しん愛」で。個室スペースを用意してくださり、ゆっくりお話しながらハンバーグ定食を頂きました。「もうお腹いっぱい。食べれな~い」と言っていた利用者さんが、デザートのケーキとなると「私、チーズケーキ!」と即答。ペロッと平らげていました。やっぱりデザートは別腹ですね。両手にお土産の荷物を抱え帰途につきました。

2日間大きな事故や怪我もなく、たくさんの楽しいことがありました。何より利用者さん達のたくさんの笑顔が見られました。なごみ苑でも高齢化が進み、少しずつ足元がおぼつかない利用者が多くなっています。でも年に一度の旅行は利用者の大きな楽しみ。これからも体力に合わせたスケジュールで楽しい旅行を計画していきたいと思っています。

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