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池田三恵園
高校の人権学習会に講師として参加してきました
2013年05月16日
大阪府立池田高校で行われた1年生を対象とした人権について考えるホームルームに「三恵園」・「こすもす」から利用者8人、職員9人の17人が「1日講師」として授業をしてきました。
「知的障害のある人の生活を理解してもらい、興味をもってもらったり、一緒に考えたりと行動をしてもらえる人を増やしたい」という想いで利用者を交えて「将来の夢について」グループワークなどを行いました。
生徒さんの多くは、どうかかわってよいか戸惑いの表情を見せていましたが、利用者自身が夢ややりたいことなど『生の声』を聴くうちに、「自分たちとそんなに変わらない」と感じられたようです。
高校生に利用者の夢や希望をどうすれば叶えられることができるか?と尋ね、議論を重ねているとある高校生が「人のことを考えるって責任感がいるな…」とポツリ。それだけ真剣に考えてくれる姿に職員も心が温かくなりました。
なかには率直な感想として「怖い」「どうかかわってよいか戸惑う」といった声もありましたが、やはりその人を知っていれば印象が変わってくるのではないでしょうか。そういった活動をこれからもどんどんと取り組んでいきたいと思います。