１１月になり、委託給食会社の年間企画の一つである『そば打ち実演』の日がやってきました。職人さんが来園され、目の前でそばを打ってくださるこの企画。なかなか見ることのない本格的なそば打ち実演に、利用者はとても楽しみにし、WELCAOMEボードを作ってのお出迎えです。
　皆さん真剣な表情で、そばが出来上がるのを見つめていました。粉がしっかり捏ねられザラつきがなくなって、ツルッとした玉を見せてもらうと「わー、ホンマにツルツルや！」。また、麺が薄く四角く伸びていくと「お〜！!」と大きな歓声があがりました。
　「こんなに反応があったのは初めてです。」と職人さんも大喜びでした。利用者を代表して２人が教えてもらい、麺切りにチャレンジ。「難しかったけど、楽しかった♪」と、とてもいい顔で答えてくれました。出来上がったそばも「コシがあって美味しかった。」と大好評。救護三恵園の地域交流室が「そば道場」に変身した１日でした。
　秋に因んだメニューとなった「のばら亭」。数日前に救護で採れたさつま芋を旬の鮭と併せてかき揚げに。食感を楽しんでもらうために角切りにしたのですが、ポロポロとはがれない様に揚げるのに一苦労。採れたてのさつま芋はとても甘いものでした。ふだん野菜嫌いな利用者や食欲が今ひとつ進まない利用者もペロリと完食しました。