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４月最後ののばら亭夕食に参加する若い利用者から「グリーンカレーとトムヤムクンが食べたい」というリクエストがきました。それならばと生春巻きにタピオカ入りゼリーも加えて『タイフェア』にしてみました。
トムヤンクンは世界三大スープの1つ。「トム＝煮る」「ヤム＝混ぜる」「クン＝エビ」のことだそうです。そして、トムヤンクンに欠かかせない食材として「パクチー」があります。中国語では「香菜」、英語では「コリアンダー」というセリ科の三つ葉のようで、なんともいえない独特の香りが特徴です。消化を助け食中毒や二日酔いの予防効果があるそうです。
このパクチーを自宅で作っている職員が「ぜひ使って」と提供してくれました。「トムヤムクンってこんな味で良かったかな？？」と試行錯誤しながらの調理でした。グリーンカレーは、少しマイルドにしたものの、いつも給食で食べるカレーに比べれば、やっぱり辛い。カレーの大好きな利用者だけど大丈夫かな？？
少々、不安に思いながら開店しみると、「これいけるわ」「辛くないで」「美味しい」と大好評。中には「辛いわー」という声もありましたが、その利用者もふくめて皆さんの食べっぷりを見て安心しました。
「ごちそうさま、美味しかったわ」。普段野菜が苦手な利用者も含め皆さん、きれいに完食でした。リクエストした若い利用者も「タイ料理って日本料理より美味しいかも！」だって。園にいながらにして、“本場の味”を楽しんでもらえたようです。
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