のばら亭のごちそうメニュー

能勢の三恵園、第2三恵園では毎日、昼食・夕食時の15分前に、看護師による嚥下(えんげ)体操を行っています。高齢のひとは、噛む力が弱くなるとともに、飲み込む力も衰えますので、食べ物が細かくならずに喉を通ることになって、喉づめなどの危険が増えてきます。なので、嚥下体操で口の周りの筋肉を強化し、嚥下機能の低下防止、誤嚥防止に力を入れているのです。

1年間実施した結果、食事中の喉詰めが極端に減少するなど目に見える成果を挙げています。嚥下体操を終えると、一段と食欲が旺盛になるのか、のばら亭の開店と同時に利用者の方たちが元気に駆けつけてきます。

今回はグループホームからのお客さまもあり、韓国のりを使った巻き寿司の「キムパツ」、パプリカ(カラフルなピーマン)にピラフを詰めたパプリカックを用意しました。「あれっ、ごはんが2つもあるの?」「美味しいなあ!」などとおしゃべりしながら、いつの間にかお皿は空っぽに。このほか夏本番のゴーヤ、瓜…なども残さず完食しました。これで、今年の暑さにも負けずに夏を乗り切れること間違いなし!!

メニュー(7月15日の昼食から)

キムパツ(韓国風のり巻き)

パプリカバッグ
  (パプリカのピラフ詰め)

アスパラとゴーヤのポークロール

ウリの即席漬け

ミニブラマンジェ

いちおしメニュー キムパツ
材料(1個分)と成分 作り方

韓国のり(巻き寿司用)   1枚
ポークソーセージ     1/8本
オクラ            1.5本
玉子             1/2ヶ

ゴマ油         小さじ1/2
塩                少々
白ゴマ(炒り)     小さじ1/4

ザーサイ            10g
御飯           茶碗1杯分
          ◇

エネルギー        283kca
たんぱく質          9.7g
脂質              7.3g
 
塩分              2.4g

@ 熱い御飯にゴマ油、塩、白ゴマを混ぜ合わせる 

A ポークソーセージは細長く切る

B オクラは塩で板ズリをして、サッと茹でる

C 玉子は玉子焼きにして、細長く切る

D 韓国のりはザラザラ面を上にして広げ、上部分3〜4cm残して御飯を乗せる。芯にポークソーセージ、オクラ、玉子焼き、ザーサイを置いて手前から巻いていく

E 巻き終わりを下にして、しばらく落ち着かせたら斜め4等分に切って皿に盛る
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